坂道のアポロンが1〜3巻までAmazon KIndle版で無料お試し期間になっていることを知り、さっそく購読。ドハマりしたのでログです。
あらすじ
舞台は1960年代。父親の仕事の都合で横須賀から長崎、佐世保へ転校してきた高校生、西見薫(メガネ)。そこで出逢った川淵千太郎(デカイ)、迎律子(ウブい)たちとの、ジャズと恋と友情を描く。感想
なぜ今まで読まなかったのか
1960年台の長崎の空気感、薫の神経質そうな眼鏡、千太郎のバンカラ感、律子ちゃんをめぐる高校生の友情と恋慕。わりとたんたんと描かれてるんだけどなんかもうすべてがいい空気。あと薫のおにぎり食うシーンがエロい。
小玉ユキ先生自体を好きになった
1,2,3巻には作者である小玉ユキ先生の短編もおさまっているんだけど、その作風も好きになった。「種男」とか不思議な空気でいいですね。わりと思いきって不要なディテールを省いているので、短編を書く際、説明する際の良いお手本になりそうです。
好きなジャズ
有名どころしか知らないんだけどジャズも好きです。
Waltz for Debby ビル・エヴァンスの神経質そうな眼鏡とロマンティックなピアノが良い。
Chet Baker sings よりMy funny Valentine。スモーキーでやさしい声色が反則。
Charles Mingus
ヴンヴンうなるウッドベースがカッチョコイイ。
Alice Coltrane
ジョン・コルトレーンの奥さん。
ジャズにハープ&オリエントが合うと教えてくれたのは彼女。
気になる人はお試し期間のうちに読んでみてね。
残りのアポロン買うかー…全部で2600円…。
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