抹茶です。
コンビニで惹かれて衝動買い。警察小説・ドラマ好きな人にはわかりやすくていいんじゃないかなって一冊です。
「刑事ドラマ・ミステリーがよくわかる警察入門」
★★★☆☆
古くは西部警察から太陽にほえろ、最近だと踊る大捜査線・相棒やダンダリンなどなど古今の警察ドラマを材料に、警察機構と各部署の機能とドラマ・現実のちがいを解説したもの。
これによると「西部警察」とか「危ない刑事」の頃はわりとありえないフィクションをバンバン入れてたらしい(ライフルぶっぱなしたりタカが車の免許もってなかったりw)。
最近のドラマ映画はそんなこともないだろうとおもいきや、「踊る大捜査線」の時点でもまだ演出のためにあるはずのない真下正義の昇任試験勉強のエピソードとか演出のために入れてたんだって(真下正義は試験を受けなくても昇進できる)。へー。
他にも巡査部長、警視、警視正とかいっぱいあって覚えきれない役職をわかりやすく一覧で表にしてたり助かるっす。
ルパン銭形の出向してるインターポールは「国際犯罪者の逮捕をより円滑に行う」仲介役みたいなとこで、実際の専任官はいないし逮捕権もないとか、マッポ・デカなど独特の警察用語の由来とか。
惜しむらくは資料の羅列みたいな感じで文章の事務的・つめこみ感が否めないんだけど、警察小説やドラマをもっと楽しみたいという人にはいいんじゃないでしょうか。
相棒新シリーズも始まりますしのー。
次はこれ読んでる。
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